はじめに
「なんだか最近、ずっと疲れている気がする」「身体がだるい」
そんなふうに感じたことはありませんか?
日々の仕事や家事、人との関わりの中で、つい自分のことを後回しにしてしまいがちです。
「もっと頑張らなきゃ」「ちゃんとしなきゃ」と思えば思うほど、心や身体の声は置き去りになってしまいます。
でも、そんなあなたにこそ、小さなセルフケアをおすすめしたいのです。
セルフケアというと「ちゃんと時間を取らなきゃ」「毎日続けないと意味がない」と思われがちですが、実はそんなに難しいものではありません。
1分でできること、意識を少し変えるだけのことでも、心と身体は少しずつ整っていきます。
今回は、忙しい方でも今日からすぐできるセルフケアのコツを3つご紹介します。
コツ①:深呼吸を3回だけ
何も用意はいりません。
ただ、その場で深呼吸を3回するだけ。
- 鼻からゆっくり息を吸って
- 少しだけ止めて
- 口からふーっと吐く
これだけで、乱れがちな自律神経が整い、気持ちが落ち着きやすくなります。
特に、緊張している時や焦っている時にやってみると、リセット効果を実感しやすいでしょう。
鼻が詰まっている時は口から息を吸ってOK!息を吸ったら少しだけ止めることがポイントです。
「3回だけ」と決めることで、ハードルが下がり、続けやすくなりますよ。
コツ②:肩を回す・首をほぐす
デスクワークやスマホ時間が長いと、気づかないうちに肩や首がガチガチなりますよね。
血流が悪くなると、疲れやすくなったり、集中力も落ちてしまいます。
そんな時は、肩を前後に3回ずつ回すだけでもOK。
ゆっくり大きく回すことで、筋肉がほぐれ、呼吸も楽になります。
首は、左右に倒したり、軽くまわしたりして、痛みのない範囲でゆるめてみてください。
自分の身体に「今どう?」と聞いてあげる時間にもなります。
「頑張ってるなぁ、自分」と褒めてあげてください!
コツ③:1分間だけ、目を閉じてぼーっとする
現代人は1日に何万もの情報を目から取り込んでいると言われています。
スマホ、パソコン、テレビ、本……。頭も心も常にフル回転です。
だからこそ、「ぼーっとする時間」が必要。
たった1分でも、目を閉じて、何もしない時間を作ることで、脳の疲労が和らぎます。
深呼吸をしながらでも良いですし、外の音に耳を澄ませるのもおすすめです。
短い時間でも「何もしない」をすることは、実はとても大切なセルフケアなんです。
続けるためのヒント
大切なのは、完璧を目指さないこと。
「3日坊主でいい」
「1回でもやったらOK」
「できた自分を褒める」
このくらいの気持ちでいいと思います。
セルフケアは義務ではなく、自分を大切にする優しい習慣です。
小さなことでも、「私は自分を大事にできている」と思える時間を作ってみてくださいね。
コツの応用編
3つ紹介しましたが組み合わせてやってもOK。というか私は組み合わせてやってます!
コツ①と③を組み合わせて目を閉じながら深呼吸をする。
コツ②と③を組み合わせて目を閉じながら首を横に倒してストレッチする。
小さなセルフケアを組み合わせて、短い時間でより効果のあるケアをしていきましょう!
慣れてきたらオリジナルのセルフケアを作ってみて下さいね!
おわりに:小さな一歩が未来の自分を変える
セルフケアは、誰かのために頑張っているあなた自身を労わる時間です。
特別な道具も、時間もいりません。
今日から、できることから、少しずつ。
自分を整える一歩を、一緒に踏み出してみませんか?
次回予告 🌱
次回は「続けやすい習慣の作り方」をテーマにお届けします。
「続けるって難しい…」「やりたいことが三日坊主になる…」そんなあなたへ、やさしい習慣化のヒントをお伝えします。どうぞお楽しみに!
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