寒暖差疲労にやさしく対処するセルフケア

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はじめに

最近、「なんだか疲れが抜けにくい」「やる気が出ない」と感じることはありませんか?
季節の変わり目や冷房の効いた室内と蒸し暑い外との出入りが多い時期、実はそれが寒暖差疲労によるものかもしれません。

寒暖差疲労は、体の深いところで頑張っている自律神経の不調が原因のひとつ。今回は、そんな寒暖差疲労についてわかりやすく解説し、やさしく整えるセルフケアの方法を紹介していきます。


寒暖差疲労とは?

寒暖差疲労とは、1日の中で気温差が大きい日や、冷房と外気温の差が激しい環境にさらされることで起こる不調のことです。
医学的には、自律神経が急激な温度変化に対応しようとして過剰に働き、バランスが崩れてしまうことで発症すると言われています。

【主な症状】

  • 体がだるい・疲れやすい
  • 頭痛や肩こり
  • めまい、立ちくらみ
  • 寝つきが悪い
  • イライラ、不安感

特に、日中は冷房の効いた屋内で過ごし、外出時に暑い外気にさらされることが多い働く方にとっては、知らず知らずのうちに体に負担がかかっているのです。

🔍参考:大阪グランドクリニック「寒暖差疲労ってどんな状態?」
https://grandclinic.or.jp/column/1255?utm


寒暖差疲労になりやすい人の特徴

以下のような特徴がある方は、寒暖差疲労の影響を受けやすい傾向があります。

  • 屋内と屋外を頻繁に行き来する
  • 冷え性や低血圧の傾向がある
  • ストレスを感じやすい
  • 生活リズムが乱れている
  • 日中ほとんど座りっぱなし・運動不足

当てはまるものがあれば、すでに自律神経が疲れ気味かもしれません。次に紹介するのは、そんな状態でも取り入れやすいセルフケアの方法です。


やさしく整えるセルフケア3選

首・お腹・足首を冷やさない

自律神経は、体の「首」のつく部分(首・手首・足首)やお腹まわりが冷えると働きが鈍くなりやすいといわれています。
冷房の効いた室内では、スカーフや腹巻、レッグウォーマーなどで“冷やさない工夫”を取り入れてみましょう。

ちょっとしたアイテムでも、体の内側がホッと緩みやすくなります。

生活リズムを整える

自律神経は、朝起きて日光を浴びる、決まった時間に食事をするなど、日々のリズムに大きく影響を受けます。
理想は「朝・昼・夜」の時間帯で、以下のことを意識してみてください。

  • 朝:起きたらカーテンを開けて光を浴びる
  • 昼:決まった時間に昼食をとる
  • 夜:寝る前はスマホを見すぎない

これだけでも、体の“リズム”が自然に整っていきます。

深呼吸やストレッチで整える

忙しいときこそ、1分間の深呼吸肩・首まわりのストレッチがおすすめです。
交感神経(緊張モード)から副交感神経(リラックスモード)へのスイッチを切り替えることができます。

私自身も、「深呼吸してから寝る」「隙間時間に首や肩を回す」など、気軽にできることを習慣にすることで、体が少しずつ整っていく感覚を感じています。


終わりに

寒暖差疲労は、がんばり屋さんほど気づかないうちに溜め込んでしまいがちです。
でも、体はいつもちゃんとサインを出しています。「だるいな」「冷えてきたな」と感じたら、それは“整えるタイミング”なのかもしれません。

自律神経は、とても繊細だけど、整える力は誰の中にもあります。
どうか、がんばりすぎず、やさしくいたわる習慣を日々に取り入れてみてくださいね。

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