自分を後回しにしない、セルフケアの習慣

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〜「わたし」を大切にする、小さな第一歩〜

忙しい日々の中で、つい自分のことを後回しにしてしまう…。
そんな経験、ありませんか?

誰かのために動くこと、仕事をこなすこと、家族のこと。
「やらなきゃいけないこと」に囲まれていると、自分の心や身体の声を置き去りにしてしまいがちです。

私自身、そんな状態が長く続いたことで、心も身体もボロボロになったことがありました。
「まだいける」「もっと頑張らなきゃ」と、アクセルを踏み続けた結果、気づいたときには息切れして動けなくなっていたんです。理学療法士として働いていると自分のことを後回しにしている同僚も多くみてきました。

今ままでの経験を通して学んだのは、
セルフケアは特別なことじゃなくて、丁寧に生きるために必要な“基本”なんだと感じました。


セルフケア=“整える力”を取り戻すこと

セルフケアと聞くと、大きなことをしなきゃと思うかもしれません。でも私が実際に続けているのは、「これだけでいいの?」と思うほどの小さなことです。

・朝、白湯を一口飲む
・空を見上げて、深呼吸をひとつ
・お気に入りの音楽を聴く
・「今日もありがとう」「今日もお疲れ様」と自分に声をかける

こうした小さな行動が、「わたし」をちゃんと感じる時間になりました。

セルフケアは、“整える力”を取り戻す習慣。
他人の期待や社会のルールではなく、自分の感覚やリズムを思い出すための時間です。


自分を大切にすると、やさしさが循環する

不思議なことに、自分を大切にできた日は、自然と人にもやさしくなれます。
心に少し余裕があると、相手の言葉を受け止める余地も生まれてくるからです。

セルフケアを始めてから、私の働き方も人との関わり方も変わっていきました。
“ちゃんと自分に戻る時間”を持てるようになると、迷いや焦りも減って、「今できること」に目を向けられるようになります。

だからこそ私は、セルフケアを一人ひとりが“自分らしく整う”ための手段として広めていきたいと感じているのです。


「よし、セルフケアを始めよう!」と思っても、最初は何から手をつけていいか迷うかもしれません。
そんなときは、以下の3つを意識してみてください。

やってみるときのコツ

① とにかく小さく始める

「3分だけストレッチ」「1日1回深呼吸」など、すぐにできることから始めてみましょう。私はストレッチを1種類に絞って始めました。

② 生活の中に“きっかけ”をつくる

「歯を磨いたあとに肩を回す」「コーヒーを入れながら深呼吸」など、既にある行動にセットすると習慣化しやすくなります。

③「できない日」があってもOKとする

サボってしまった…と思う日もあるかもしれません。
でも、セルフケアは“休むこと”も含めて自分を大切にすること。続けることより、自分の気持ちを見失わないことの方が大事です。


おわりに

がんばるあなたにこそ、立ち止まる時間が必要です。
「わたしを後回しにしない」——それは、小さくて、でもとても大きな一歩。
心とからだが整うと、人生の景色も少しずつ変わっていきます。

あなたらしいセルフケアの時間が、やさしさと安心感につながっていきますように🌿

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