「セルフケアを始めたい」「もっと自分を大切にしたい」
そんな思いから一歩を踏み出しても、気づけば三日坊主…。
がんばりたくても続かないと、自分にがっかりしてしまうこともありますよね。
でも実は、習慣って“気合い”で続けるものではないんです。
習慣には、続けやすくするための“仕組み”があります。
今回は、私自身やクライアントさんの実践をもとに、3つのコツをお伝えします!
1.ハードルを下げる
「毎日30分運動」や「朝活で1時間読書」など、大きな目標を立てるほど、忙しい日には手が伸びなくなってしまいます。あと、できなかった時に「またできなかった。。。」と思ってしまいます。
大事なのは、“とにかく小さく始める”こと。
たとえば、「朝起きたらコップ1杯の水を飲む」「寝る前にゆっくりと深呼吸を3回だけする」。
これくらい簡単なことなら、気持ちのハードルも下がります。
「これで意味があるの?」と思うくらいがちょうどいいんです。
私は朝活を始めたいと思い、「朝起きたらコップ半分程度の白湯を飲む」「朝起きたら玄関を開け、空を見る」ことを1日のスタートにしました。
まずは“やる”ことが習慣化の第一歩です。
2.トリガーを決める
続けたい行動を「〇〇のあとにやる」「〇〇と一緒にやる」と決めておくと、習慣は定着しやすくなります。
たとえば、
- 歯磨きのあとにストレッチをする
- 朝、深呼吸をしてからコーヒーを飲む
- 帰宅したらまずは5分間読書をする
このように、すでに毎日やっている行動に「ちょこっと足す」イメージです。
私は犬を飼っていて、犬の散歩後すぐにランニングをするようにしています。
一度座ると「行くのが面倒だなぁ」と思ってしまうので、すぐに行っちゃいます。
トリガー(きっかけ)を決めることで、無理なく習慣に組み込めるようになります。
3.見える化して達成感を
どんなに小さなことでも「できた」と記録を残すと、自信につながります。
カレンダーにシールを貼る、手帳にチェックをつける、アプリで記録する…。
やり方は自分が心地よい方法でOK。
「今日もできたね」と、自分に声をかけることもセルフケアの一つです。
達成感は、次の一歩を後押ししてくれます。
私は以前手書きでノートに書いていましたが、最近はNotionで習慣を記録していますね。
おわりに
習慣づくりは、自分を追い込むためのものではなく、
“自分にやさしくなるため、自分を好きになるためのツール”だと私は思っています。
うまくいかない日があっても大丈夫。
また次の日から、小さく始めていけばいいんです。
次回からはセルフケアを中心としたテーマと自分の思ったこと、読んでよかったおすすめの本など発信していきます。お楽しみに。
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